『ケーブル技術ショー2023』への出展報告

 一般社団法人 放送サービス高度化推進協会(A-PAB)は、7月20日(木)、21日(金)に、東京国際フォーラムで開催された『ケーブル技術ショー2023』へ出展しました。
 このイベントは、(一社)日本CATV技術協会、(一社)日本ケーブルテレビ連盟、(一社)衛星放送協会の3団体が共催するケーブルテレビ業界の総合イベントであり、今年は昨年の3倍近い来場者で賑わいました。 

A-PABブースの様子

<展示内容1> 4Kボタン訴求

 A-PABでは、今年度の新4K8K衛星放送普及施策の大きなテーマである『4Kボタンの訴求』に力を入れた展示を行いました。タッチ式のサイネージ画面(写真左側)に“巨大リモコン”を表示し、来場者に4Kボタンを押してもらう体験を通して、4K放送の視聴促進を図りました。

巨大リモコン(写真左)の“4Kボタン”を押してもらう体験型展示を実施

 会場で実施した来場者アンケートによると、『新4K8K衛星放送は、4Kテレビのリモコン“4Kボタン”を押すと見られることを知っているか』の問いに対し、72.4%が『はい(=知っている)』と回答。

Q.『新4K8K衛星放送は、4Kテレビのリモコン“4Kボタン”を押すと見られることをご存じですか?』(有効回答数:183)

<展示内容2> 集合住宅への4K8K導入方法

 当ブースでは、A-PAB周知広報委員会傘下の受信環境整備WGとして取り組んでいる『集合住宅への4K8K導入方法』について、以下の展示パネルと導入機器(実機)を使ってPRしました。

集合住宅への4K8K導入方法(6種類)を解説した展示パネル
集合住宅への4K8K導入方法について質問する来場者

 来場者アンケートで、『集合住宅への4K8K導入方法(選択肢)が複数あることを知っているか?』を質問したところ、『はい(=知っている)』と回答したのは55.2%となりました。

Q.『集合住宅への4K8K導入方法(選択肢)が複数あることをご存じですか?』(有効回答数:183)

<展示内容3> 4K8K視聴時の注意点

 4K8K視聴時の注意点として、『電波漏洩対策』に関する展示も行いました。電波が漏れるとどうなるか等を解説した1分動画を、デジタルサイネージでリピート再生したほか、電波が漏れる機器と漏れない機器の“実機”を用いて、電波漏洩対策の必要性をPRしました。

4K8K視聴時の注意点(電波漏洩対策)を解説した1分動画(画面例)

 来場者アンケートのうち、電波漏洩対策に関する質問として、『現在のBSアンテナを新4K8K衛星放送対応アンテナへ交換すると、テレビアンテナ設備から電波を漏らさない対策が必要なことを知っているか?』について、『はい(=知っている)』と回答したのは55.7%となりました。

Q.『現在のBSアンテナを新4K8K衛星放送対応アンテナへ交換すると、テレビアンテナ設備から電波を漏らさない対策が必要なことをご存じですか?』(有効回答数:183)

 今回実施した来場者アンケートでは、『集合住宅への4K8K導入方法』と『電波漏洩対策』の認知度が6割にも満たない結果となりました。今後も様々なチャネルを通して継続的に周知を行っていく必要性を確認しました。

 以上、A-PABでは今回のイベントを通じて『4K8K普及の課題』とリンクした3つの展示(①4Kボタン訴求、②集合住宅への4K8K導入、③電波漏洩対策)を実施し、多くの来場者に4K8K放送をPRすることが出来ました。オンライン形式のイベントとは違い、来場者と直接コミュニケーションを図ったり、相手の反応を直接感じることが出来た点は、リアル(形式)イベントならではでした。以上、非常に収穫の多いケーブル技術ショーでした。

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